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『ユーゲー』’06・2月号感想

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 を買いました。
 いつもは発売日の次の日に本屋さんに並びますが、今回は大雪の影響で更なる遅れもあり得ました。
 でも、いつも通り1日遅れの発売日(今回は1月6日)に購入。
 以下、読んで思うことをあれこれと。

・表紙
 Xboxのアップ!これはインパクト大。
 表紙上部のキャッチは
 「ゲームのある生活のために!新旧全ハード対応ゲーム専門誌!!」
 となっています。
 なかなかに強気ですね。
 タイトルと号数(というのだろうか?)の合間には
 「今年もゲーム三昧!!」とあります。
 俺はあまり遊ばないかもしれませんが…
 (5月末現在、遊んでますw)

・巻頭特集
 「Xbox360発売記念 好きだぜ!Xbox~俺たちの宝箱~」

 企画・構成は久々の登場となる、原田勝彦さん。
 26本プラスアルファのソフトが紹介されています。
 何本かは遊んでみたいと思うのもありますが、やはり自分には…(以下略)

 編集部独自の調査による、Xbox年表も資料的価値があってよいかと。
 それと併設される形で、原田氏によるコラムも掲載。
 マイクロソフトがXboxを販売するにあたり取ってきた戦略、及び事件(?)に関する氏なりの分析を交えたもの。
 終始冷静に進んでいたのに、最後で彼流の勢いのある文章が炸裂。
 だが、最後の一文は、読む者に静かな余韻を残します。

 初代Xboxと、Xbox360の発売日レポート、ライターが異なるとはいえ、かなり対照的な内容です。
 前者は、テンションが高いというか、軽い文体に好みが分かれるでしょう。
 それなりに資料的価値はありますが。
 (ゲスト参加者名、ビル・ゲイツ自身が5人目までは手渡しするなど)
 後者は特集のまとめも兼ねているせいか、真面目な内容…も書かれてはいますが、やはり原田氏、勢いのある文章を書いてくれています。

 「デッド・オア・アライブ エクストリーム・ビーチバレーボール」の記事を、原田氏か水野隆志氏が手掛けていたら、どういった記事になっただろう、とちょっと妄想。

・特別企画
 「ファミコン必勝本 同窓会インタビュー」

 俺は「ファミコン必勝本」(以下「必勝本」)は読んでいなかったので、果たして私でも楽しめる内容か疑問でしたが…
 充分楽しめました。
 『ユーゲー』に書かれている説明を読むと、買っていれば良かった、という気になるのが不思議。
 「当時のファミコン誌では唯一のオールカラー(中略)、ゲーム雑誌でありながらイラストを多用した紙面構成」、そして次が重要だが、
 「編集部の様子や各ゲーマーの人柄を強く感じられた」点が私の興味をひきます。
 最後の要素は、『ユーゲー』にも通じるものがありますね。

 「必勝本」の元編集部員3名によるインタビューは、当時ならではのおおらかさ、ゆるさが伝わってきます。
 伝説の「『スーパーマリオ』256面」にまつわる裏話には、まさに「あの頃ならではの」おおらかさ…もしくは「いい加減さ」に満ちています。
 
 子どもが編集部に遊びに来たり、ゲームの質問に答えたお礼に漬物を送った主婦がいたり、「マル勝ファミコン」の編集部員と飲み屋で一緒になり、誘ったらその人が「必勝本」で原稿書いていたり…
 など、今ではまず考えられないエピソードが出てきます。いい時代だったんだな…

 今では考えられない、といえば、ベニー松山氏、ゲームフリークの田尻氏、杉森氏、作家の馳星周氏も「必勝本」に参加していた、という思い出も語られています。
 有名人の参加、で真っ先に思い浮かぶのは「ファミコン通信」ですが、「必勝本」も負けてはいなかった、ということでしょうか。

 元編集部員、井上氏の発言で「雑誌というのは誰かと会って、ちょっとでも才能があると思ったら、何かやらせればいいんだよ」はちょっと心のツボを刺激。
 ある意味バクチ的な要素も強いですが、同じ事を延々と続けて、いつのまにか硬直化して身動き取れなくよりずっといいかもしれません。

 最後の「『ユーゲー』は終わるなよ(笑)」(井上氏)には強く同感。
 私が『ユーゲー』を見限るのが先か、『ユーゲー』が先に終わるのかは分かりませんが、1号でも多く続いて欲しい、と切に願います。

・第2特集
 「いろいろあったね。 コントローラ・スピリッツ」

 まさに「いろいろあったね」と言いたくなるくらいに様々な種類のコントローラが紹介されています。
 コントローラといえばこのメーカー、というわけで(?)株式会社ホリのお二人(多くのホリ製品を監修されている大神佳人氏と、「ペリボーグ」の生みの親、森川栄司氏)へのインタビュー記事も掲載。
 「ココロコン」が欲しい今日この頃w

・「おおつきべるのの とっとコレ!」
  第8回★旅の恥はかき捨て
  『かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次』

 …なにやらいきなり隠し玉というか、変化球というか。
 取り上げたソフトといい、内容といい。
 いつもなら、好きなソフトに対する思いが伝わる(場合によってはテンション高し)のですが、今回はトラウマ談的ですね…
 たまにはこういうのもありかな。

・「全てはファミコンのために。(マニアックファミコン)」
 これまでの「マニアックファミコン」がリニューアル。
 このコーナーを担当されている恋パラ支部長さん(ファミプロ)が以前運営されていたサイトの名前をコーナー名にした、とのこと。
 複数のコーナーを設けているが、いずれもやはりマニアックというか、渋いと言うか(笑)。
 「妄想エンジンコアグラフィックス」を担当されている波多野ユウスケさんのサイトの看板娘(?)、ファ美が支部長さんの助手、ということで『ユーゲー』初登場なのも驚き。
 更には「MECG外伝:恋パラ支部長とファ美のファミコン相対性理論」なるタイトルの4コマが2本掲載。
 なかなかに楽しいですな。
 支部長さんの結婚話もさりげなく(?)披露されていたのが一番の驚き。

・「妄想エンジンコアグラフィックス」
 第壱拾回 デスクリムゾン

 …前号は『里見の謎』で、今回はデス様デスか。
 バカゲーづいてます?
 今回は、ゲームがゲームだけに、絵柄も内容も濃いですね~。
 私は楽しませてもらいましたが、果たしてどれだけの読者がついて来れるか?(笑)
 キーワードは「せっかくだから」デスか(笑)

・ゲーム音
 ハドソンのファミコンソフト等の作曲者、国本剛章(キノコ)氏のインタビュー記事が白眉(1ページなのが残念)。
 この方が『スターソルジャー』や『忍者ハットリくん』、『チャレンジャー』等を手掛けていらしたのですか~。
 昔のゲームは、製作スタッフが分からない(スタッフロールがない、あっても変名)のが大多数なので、こうして判明するというのは貴重。
  
・ゲーム・レジスタンス
 実に久しぶりのコーナー。
 担当の原田氏自身、ライターとしてお見かけすることもここ数号なかったので、嬉しい限り。
 しかも復帰早々4ページ!
 そのうち2ページに渡り、『ミッドウェイ・アーケード・トレジャー』シリーズ紹介を書いています。
 このソフト、海外のみの発売で、日本版が出る予定もない、とのこと。

・軸盆&ハーポの遊芸日和 リニューアル予告編
 こちらも実に久しぶり。
 担当編集者が昨年亡くなられた榎本さんに代わり、山本編集長に。
 なんだか山本さんの知られざる面があらわにされた感もあり(笑)。
 本当に山本さんがオーケー出したのなら良いのですが(笑)。

・アーケードトラックス番外編
 今回は北郷さんが『タイトーレジェンド』という日本未発売のソフトについて書かれています。
 『タイトーメモリーズ』に未収録のソフトがあるのですが、3種類のリリース(PS2、Xbox、PC)のうち、前者二つは日本の本体では動かない、とのこと(PCは動くかも、だそうです)。
 よって、北郷さん、買物番長の異名を名乗るだけあって、「北米版のPS2本体」を購入したそうです。漢ですね…北郷さん…
 4本のソフト紹介と、おまけコラムとして、『タイトーレジェンド』独自のおまけ要素の紹介も。
 …私も欲しくなってきた(笑)。

・ゲームShop You&G(ゲー)
 
 目次では上のように表記されているが、今回は
 「軸盆&ハーポの遊芸日和・特別編」とあります。
 著者名も「ゾル君保プ」w。

 いきなり雑君保プ先生の絵柄でエノモトくん登場。
 見ているほうも面食らう出だし。
 最初の2ページは、いつもながらのギャグ調だが、以降からは一変。
 3ページ目でのユーゲのセリフは私の心をかき乱します。

 特に(人間が物語を作る理由として述べる)「人間の心は虚無には耐えきれないから。」が…

 私も時々どうしようもない虚無感にさいなまれることがあります。
 残念ながら、物語を作る力はないですが…

 作者としては、その直後のセリフ(「物語に紡がれた人間は、その物語の中で生き続ける。」)が最も言いたい事なのでしょうけど。
 
 4,5ページ目での見開きは、見ていて不思議な感覚に陥ります。
 
 最後のコマでの二人のやり取りは、いい意味での軽いものなのがせめてもの救いかな。

 同じコマで「ダライアス」の面クリア時に現れるメッセージ…
 これは、ゾルゲ氏が、榎本氏は「ダライアス」好きであることを知っていたがゆえのものか。
 それとも、まだゲーム…物語は続くことの例えなのか。

 本当は「悪魔城ドラキュラ」シリーズの画面も入れたかったと思われるが、権利の関係か?

 このマンガを読んで、封印していたはずの、忘れようとしていたはずの悲しみが蘇りそうになりました。
 その意味では、こうしたものは描いて欲しくはなかったですね。
 が、これがゾルゲ氏なりの、亡くなられた榎本氏への気持ちの区切りのつけ方だったのでしょう。
 そう思うことにしています。

 結局は私も、まだ「ジタバタしている往生際の悪い連中」の一人か。

 読者ページ及び編集後記にて、北郷氏のお別れの知らせがありました。
 以前1度ユーゲー編集部を離れたものの、諸事情により復帰。
 ただ、今回は退社ということで、本当にユーゲーとはお別れです…
 北郷さん、いままでお疲れ様でした!
 『風雨来記2 オフィシャルコンプリートワークス』の製作にあたり、かつての『風雨来記 オフィシャルコンプリートワークス』製作スタッフを再集結させるという、絆の強さを見せてくれた(北郷氏いわく、「業界せまっ!ってなやつです」と謙遜されているが…)事、ユーゲー夏祭りにおける司会の頑張りなどなど、いろいろ思い出されます…

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